ブリッジにピエゾ・ピックアップが付いていて、独特の音がします。ボディのトップは木ですが、バックはリラコードという特殊な樹脂で出来ています。
今では国産のエレアコもあり、安く手に入りますが、当時はエレアコと言えばこれくらいしかなく、オベイションを買うしかなかったのです。
今のエレアコはコントロールも色々付いていますが、これはシンプルにボリュームのみです(トーンコントロールが付いているモデルもありました)。胴の深さが一番ある、ディープボウル仕様です。
70年代〜80年代初期までは国内外のミュージシャンが大勢使っていたギターですが、各メーカーからエレアコが発売されると、これ以外のを使う人も増えました。オベイションは素材も特殊なので音にクセがあり、音に飽きてしまう人もいるようで、僕も実はその1人でした。でも今はまたこのギターのサウンドが好きになりました。特に70年代のオベイションは人気があるようです。確かに最近のカッタウェイがあるモデルやシャロウボウルのオベイションより音量が豊かです。
ジョン・レノンもこのモデルとは少々違いますがエレクトリック・レジェンドを愛用していました。「スターティング・オーヴァー」の歌い出しのギターの音は聴けばすぐオベイションだと判ります。
中学3年生の頃によく学校に持って行って弾いた、思い出が詰まった大切なギターです。当時は「後ろが丸い変なギターだね」とよく言われましたが。原宿ホコテンでのストリートライヴでも、たまに持って行って弾きました。