ヴィンテージ・シンセ類

 

.

.

懐かしキーボード

 KENNYが初めてシンセサイザーを買ったのは、1978年でした。その頃のシンセは目玉が飛び出るような値段の割に、出せる音色は限られていて、しかもほとんどの機種はモノフォニック(単音しか出せないのでコードなどは鳴らせない)でした。

 厚い音を出すには、また別の種類のキーボードが必要な時代でした。

 

RS-09
ローランドRS-09(上)、テクニクスのシンセ(下)

 上のRS-09は「オルガン&ストリングス」の音が出せるキーボードです。70年代終〜80年代初期にはこうした「ストリングス・キーボード」と呼ばれた機種が何種類もありました。RS-09には外部入力があり、独特のコーラスエフェクトをかけられます。ギターをつなぐと荘厳な音になります。

 下のテクニクスSY-1010というシンセは僕が初めて買ったシンセで、ノコギリ波しかないという凄いシンセです。ポルタメントも付いてないし、フィート(オクターブ)の切り替えも無段階なので自由自在に移調可能という今では信じられない仕様です。確か当時で79,800円。

 

CP-20
ポータサウンドPS-3(上)、初代カシオトーンCT-201(中)、CP-20

 上は自動伴奏機能が面白かったヤマハのポータサウンドPS-3。コタツに入りながらのセッションで大活躍しました。値段は忘れたけど3万5〜6千円だったような気がします。

 中段は初代カシオトーンCT-201。まだポリフォニック・シンセ(複音が発音できるキーボード)を持っていなかった頃に買いました。ピッチが固定で微妙なチューニングができないのが困りました。近田春夫さんがジューシィ・フルーツのセカンドアルバムで弾いてます。値段は確か99,800円だったかな。

 下はヤマハのエレクトロニック・ピアノCP-20。ピアノ2種類にハープシコード2種類の音が出せ、バランスコントロールのツマミで音色を混ぜることができます。たまにバンドでピアノが必要な時に僕が弾きました。

 

CS-30
ヤマハCS-30

 テクニクスのシンセに満足できなくて買ったCS-30です。面白いのは8ステップのアナログ・シーケンサーが内蔵されている事です。これを使って、当時流行っていたジューシィ・フルーツの「ジェニーはご機嫌ななめ」をバンドで演奏した事がありますが、クリックもないのでズレまくって大変な演奏になりました。

こんなにツマミが多いのに、あまり音色が変わらないという個性的なシンセです。外部入力が付いているので、ギターやキーボードを突っ込んで友達とよく遊びました。

 

 こちらはシーケンサーにアナログシンセ音源が内蔵されたMC202です。

ローランドMC202
ローランドMC202

 ハウスが大流行した時に再評価され、値段が高騰しましたが、これは発売当時に新品で買ったものです。発振するVCFが何とも最高で、音色をいじっているだけでもコーフンします。僕はMIDI以前の時代に、これを使ってたくさんの曲を録音しました。

 今では本体で鳴らす事はほとんどなく、サンプリング用に使っています。ひとつ残念なのが音源としてホワイトノイズがない事。ぜひ付けて欲しかったです。

 下の写真はMC-202に付属していたデータのカセットです。ドビュッシーとバッハの曲のデータが収録されています。


MC202に付属のデータカセット

.

.

.

リズムマシン/シンセドラム類

 初期のリズムボックスBOSS DR-55です。

 BOSS DR-55
BOSS DR-55 愛称はドクターリズム

 当時はプリセットのリズムボックスが多かったのに、これは自分でプログラミングが出来ました。でもハイハットは8、16、OFFから選ぶという、変わった作りになっています。YMOで松武秀樹さんがこれを使ってテンポを決めていました。他にマニュアルでハイハットのスイッチをいじり、リズムを作っているライブのトラックも残っています。

 後にDR-550というPCMドラムマシンも買いましたが、名前が似ているだけでした。ぜひDR-55の音色は入れて欲しかったと思います。

 

  下の写真はYMOで高橋ユキヒロさんが使っていたので有名なアルトサウンドのドラム・シンセサイザーです。

アルトサウンドDS-4
ULT-SOUND DS-4 カスタム

 あの「ポーン」「ギャン!」「ピロロロロロ〜」という音が欲しくて当時手に入れましたが、バンドや録音ではアクが強すぎてほとんど使いませんでした。

 現在は本体だけを東京に持ってきて、トリガーで鳴らしています。この音の艶っぽさは、サンプリングやシミュレーションでは出せません。

 

 18歳の時、1983年くらいでしょうか、音楽誌で「PCM音源ドラムマシン \39,800 予約受付中!」という広告を見つけました。当時はPCM音源のドラムマシンなど値段が高すぎて夢のまた夢でしたので、すぐに予約をして買ったのが、このマテルのドラムマシンでした。

マテル・シンソニック・ドラム
マテル・シンソニック・ドラム

 買って帰り音を出して呆然。音はアナログのシンセドラムで全然PCMではありません。きっと僕のように呆然とした人がいたでしょう。バンド仲間には買う前から「PCMなんだぜ!」なんて自慢しちゃったよ…トホホ。でもスティックで音が出せたので、これに生のスプラッシュ・シンバルを付けてバンドのドラマーに叩かせてセッションしたりと活躍しました。

 2002年の終わり頃、ドラムマシン・コレクターの友人Kaseoさんに何気なくこのマシンの話をしたら、とても欲しいのに手に入れられないとのこと。こんなマイナーなマシンを知っていて驚きましたが、それで嬉しくなり自分から申し出て貰っていただきました。僕より可愛がってくれる人の元へ行ってこいつも幸せでしょう。

 マテルのレポートもあるので興味のある方は「PCM DMC」へどうぞ。

 このマシン、作曲家ユニットとして大活躍していたNOBODYの自宅スタジオにある写真も見た事があります。しかし、どこでどう間違って「PCM音源」という広告になっちゃったんでしょうねえ?ちなみに当時の広告の切り抜きをまだ持っています。

 

 アムデック(現ローランド)のシンセサイザー・ドラム、AMDEK PCK-100です。


アムデック PCK-100

 シンセ・ドラム(略してシンドラ、またはドラムシンセを略してドラシンとも呼ばれます)は叩くと「ポーン!」「ピュルルル〜」というような音のする電子パーカッションで、YMO「ライディーン」のドラムソロ部分や、Dr.スランプのアニメの主題歌、ピンクレディーの「サウスポー」などで使われています。

 このアムデックは1980〜83年頃に買ったような記憶があります(記憶が曖昧です)。これは実は組み立てキットになっていて、僕ももちろん自分で組み立てて作りました。

 波形は矩形派です。実は組み立ての説明書には、サイン派との切り替えができる改造の仕方も載っていましたが、よくわからなくて改造しなかったのです。

 本体にはパッドが付いていますが、その他にトリガーでも鳴らせるので、ローランドのリズムマシンTR606からのトリガーで鳴らしたりして使いました。

 その後、ピッチのツマミの接触が悪くなったようで、音程が高い音しか出なくなってしまいました。今ではほとんどオブジェと化してますが、まだ大事に持っています。

 

 他にTR-606(友人の浦に譲りました)や、国産初のPCMドラムマシンである、ジャグボックスDMP-48(友人に貸し出し中)、BOSSのDR-550も使っていました。DMP-48はいつかまた紹介したいと思います。

.

.

.

 単独の画像が用意できなかったので…

KENNYスタジオ
1983年当時のKENNYスタジオ

 これは高校時代の僕の部屋兼スタジオです。後ろにローランド・ジュピター4、ヤマハCS-15D、ヤマハCS-01が見えますが、単独の画像が用意できませんでしたので、こんな写真で失礼。他にも色々キーボードがありました。コルグのヴォコーダーVC-10なども。それはそうと、未成年がタバコを吸ってはいけません。

.

KENNY愛用Eギター1/KENNY愛用Eギター2/KENNY愛用ベース1/KENNY愛用ベース2
KENNY愛用Aギター1/小さい楽器1/ヴィンテージ・シンセ類
録音機材(MTR)/エフェクター・シーケンサー・音源

  
 

NEW!! 好きな事だけ書くblog作りました
「KENNYの趣味趣味ブログ」
随時更新/同じ趣味の人みんな来い来い